2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧
本日、某所より問い合わせ。「ジョンマネー双子症例とは違い、女性のアイデンティティになった例を教えてくれ」 とのこと。お安い御用と、以下のを紹介。http://pediatrics.aappublications.org/cgi/content/full/102/1/e9症例の要約46XY男性として誕生。 …
というわけで、朝無事帰国。 疲れていたが、日記も一挙に書き終えた。 体重、測ったら61.8kgで2kg太ってた。 カレーの食いすぎ。 まあまあのたびであったが、 カジュラホにいけなかったのが残念。
タージマハルへ。 きれい過ぎて、ちょっと離人感。夜、帰国のため、空港へ。セキュリティーチェックで、かばんに隠していたおみやげの人工ペニスがみつかる。“What’s this?” (やばい、でも正直に言おう。) “It’s a penis.” (よくみると、係りの人はきれい…
空路デリーへ。何百年とさびない鉄の塔とか。 宇宙人が作ったという説も。ガンジー暗殺の場所とか。さすがに疲れてきた。 といいながら、夜、ホテルのジムでトレーニング。
性科学会は終わり、本日より歴史学、考古学の研究に。アジャンタ石窟寺院。 さすが。 時間は短かったが、走って全部見たぞ。エローラ石窟寺院。 すばらしい。女装した男児? 真相は不明。 実は女児という説もあり。ちなみにガイドさんの話では 「ヒジュラは、…
学会最終日。朝。 Neo-Tantra By Mr. Oren Gani & Ms. Haya Caspi (Israel)タントラセックスはかなり怪しい。 向かい合って、動物のような叫び声をあげるとか。Beyond the G-spot By Prof. Beverly Whipple (U.S.A.)Female ejaculationの成分は、おしっこじ…
学会2日目。午前。“The development of China Sex Museum” By Prof.Dalin Liu (China)中国のセックス博物館。 温泉の秘宝館とは違い、まじめに充実。The Development of Sexual and Gender Identity By Prof. Milton Diamond (Hawaii)大体は、何度も聞いた…
学会初日。学会場はタージマハルホテルl。で、Asia Pacific Conference of Sexology.が始まる。ざっとみたところ、参加者400名。 内訳、インド人7割、その他アジア2割、欧米人1割、という感じかな。 正式発表は不明。 日本からは参加者約30名発表11題。開会…
空路、インドへ。 機内暇なので「河童が覗いたインド」でにわか勉強。 カースト制について、 「制度を批判するインド人は多いが、そういう人も、自分より身分の低い人を差別する」 という記述に妙に納得。 深夜ムンバイ着。河童が覗いたインド (新潮文庫)作…
「強迫」とは精神医学を少しでもかじったことがあれば、誰でも知っている言葉だ。 簡単に言うと 「ばかげていると分かっているけどやめられない」 こと。 たとえば 「ばかげたことが頭から離れない」 「不潔と思い手洗いがとまらない」 「何度も鍵の確認をし…
性同一性障害統計を推定していてふと疑問に思ったこと。ご存知のように、FTMは受診者年齢は20歳台に大きな山がある。 30歳台と10歳台もまあまあいるが、40歳を越すとまれになる。これは日本に限らず、外国でも同様で、普通 「FTMは若い頃から、性別違和を強…
>日本に何人の性同一性障害の人がいるかなど誰にも分からないのである。と書いてから、舌の根も乾いていないが。 推測方法を思いついたので書く。 非常に大雑把な概算だが。まず、1997年ごろから、2004年現在まで、受診者は約3000人。 ということは、1年で4…
既読者多数とは思うが。女性セブン2004.11.25.P195-197 本当の性を勝ち得るまで(カルーセル麻紀談) >それで埼玉医大で体全体を調べてもらったの。(女性器が)ついているかどうかも診てもらって、確かに女だって診断書もらって。その後、ここに行ってくだ…
眠いので簡単におとといの続き。「日本にGIDが8000人」の推定がナンセンスと思う理由。 今のところ、受診者実数は3000人。 で、大体、毎年500人ぐらいが新たに受診。 このペースこれまでのところ増えることあっても減ることはない。 すると、あと10年で、10×…
長崎新聞 2004.11.9.に次のような記載。 http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kako/200411/09.html#01>GIDの人は全国に七千―八千人いるとされるが、子どもの有無など特例法の要件が壁になり、実際に性別変更できるのは百人前後にとどまるとみられている。…
プロ野球もなかなか大変で。 老舗の埼玉のチームは、中堅どころのメンバーがやめたり、故障がちであったり。 4番1人では試合にはならないだろう。 これでは、海外に人が流れるのも無理もないか。ま、それはともかく。 あとは、11月8日の続き。 翻訳も飽き気…
「ノンフィックス:本当の性で生きたい〜語り始めた性同一性障害の人々〜」紙上要約。 敬称略。ナレーション、室井滋冒頭。 虎井、戸籍変更申し立て。FTM日本10周年。 南野議員あいさつ。 トランスプロジェクト。 会津里花:「私の国には山がある」 敦賀ひろ…
昨日新潟市でおこなわれる予定だった日本性科学学会は、すでに記したように残念なことに中止になった。 しかし、どうやら、来年の2月12日と13日、東京で代わりに行われることになりそうである。 希望はたぶん縮小されるだろうが、せっかくなので、多くの方に…
あす図書館に返さないといけない本。 「真田幸村」。 幸村にはあこがれるが、兄の真田信幸のように私は生きたい。「高山右近」。 武将をやめ、キリシタンとして生きた後半生を描く。 加賀乙彦先生の描く、高山右近は単純に信仰が強すぎる。 彼にも弱さとか、…
マレーシアで法的性別訂正を申し立てた、33歳のMTFが却下されたらしい。いい加減にポイントを訳すと、裁判官は、「わが国にはTSの性別を変えるための法律はない。国会が法律を作らない以上、裁判所が変えるのは越権行為だ。国会が法律を作って解決すべきだ。…
おとといの続き。 念のため繰り返し書いておくが、ここでの「同性愛TS」とはMTFなら、男性に性的に惹かれる人、FTMなら女性に惹かれる人。 今日の部分はもっぱらMTFについて。Transgenderism and Intersexuality in Childhood and Adolescence: Making Choic…
昨日の続き。 今日からは、性指向別のGID亜型分類。 いろいろ議論のあるところではあるが。 日本でまとまった文献読んだことないので翻訳してみる。 ここでは、TSの「同性愛」とは、MTFなら、男性が好きになることなので、要注意。Transgenderism and Inters…
おとといの続き。 Transgenderism and Intersexuality in Childhood and Adolescence: Making Choicesより。どうして、筆者らのオランダのユトレヒトのジェンダークリニックのGID小児が大人になってもTSになる割合が多いかについての考察部分。以下試訳。わ…