特例法制定前後の山本蘭さん

山本蘭さんが2022年11月29日亡くなられた。

 

20年前の思い出話を少し。

 

2002年.

このころの背景としては、2000年自民党性同一性障害勉強会発足。2001年5月、虎井まさ衛さんら、戸籍変更裁判申し立て。

2001年―2002年,金八先生放映され、世間の理解高まる。

 

2002年8月頃、蘭さん、GID運動をしたいという決意を語る。

9月30日、小金井市議会で「性別記載の書き換えを求める意見書」が出される。

それを受け、11月10日、「小金井フォーラム」開催。400名を超える参加者。蘭さんは事務局の一人として貢献。蘭さんの成功体験となる。また、このフォーラムのシンポジストだった、公明党市議、鈴木ひろ子さんと、これを契機に蘭さんは深い信頼関係を築く。

 

2003年1月、gid.jpを発足。

2003年3月8日自民党勉強会において、6学会、当事者2団体とともに、gid.jpが、戸籍変更立法を求める要望書を提出。

6月11日、特例法案が発表される。予想になかった「現に子がいないこと」の要件があることがわかる。

蘭さんは、この要件に反対し、特例法案の反対陳情を活発に行う。

法案に「3年以内に要件を見直す」という附則がつくことになり、蘭さんも反対陳情をやめる。

7月10日、特例法成立。

 

その後、蘭さん、子なし要件撤廃の運動を継続。

2008年、「現に未成年の子がいないこと」に要件改定。

 

ここ数年は健康状態がすぐれずにいました。

しかし、オンラインでの会議には参加され、オンライン上では、最近までお会いしていました。

体調はすぐれない様子でしたが、頭脳は明晰さを保ち、鋭い発言は相変わらずでした。

 

蘭さんとは多くの議論をしましたが、いつもこちらの考えを深めさせていただくものでした。

ご冥福をお祈りします。

うらやすだより

第185回浦安ジェンダークリニック委員会(11/14)報告
 
 ●個別症例検討:1例
   ホルモン療法開始:  1名 承認
   ホルモン療法継続:  0名 承認
   ホルモン療法再開:  0名  承認
   乳房切除術   :  1名 承認(山梨)
   性別適合手術  :  0名 承認
   第二次性徴抑制療法: 0名
     ( T M 1名、 T W 0名 )
   
   以上、1名が承認されました。

鎌倉殿の13人、北条義時を殺すのは息子の泰時

鎌倉殿の13人、最終回で、北条義時を殺すのは息子の泰時と予想。

 

関係者総意の上でだろうが、主犯は泰時だろう。

息子の父親殺しというのが、ギリシャ神話エディプス的で最もドラマチック。

また、善良だった泰時が、最後に手段のためには身内を殺す、というダークサイドに落ちるのは、結局、父と同じ人間になるあたりもドラマチック。

 

表面的な殺害理由は、関係者総意の上で、これ以上の義時の専横に反対し、だろうが。

 

泰時の真の動機は、源実朝を殺された恨み。

自分を愛してくれた実朝を殺されての怒り。

 

さらに言えば、実朝を殺されて、初めて自分も実朝を愛していたことに気が付く。

しかし、求愛歌に返歌しなかった自分。

返歌しなかったことは、精神的には、泰時も実朝を殺していた。

そんな自分自身への怒りが、父親への怒りへとつながり殺害へ。

 

予想当たる気がする。

 

うらやすだより

第184回浦安ジェンダークリニック委員会(10/17)報告
 
 ●個別症例検討:2例
   ホルモン療法開始:  1名 承認
   ホルモン療法継続:  1名 承認
   ホルモン療法再開:  0名  承認
   乳房切除術   :  2名 承認(行徳x2)
   性別適合手術  :  1名 承認(行徳)
   第二次性徴抑制療法: 0名
     ( T M 2名、 T W 0名 )
   
   以上、2名が承認されました。