女性セブンと週刊文春

既読者多数とは思うが。

女性セブン2004.11.25.P195-197
本当の性を勝ち得るまで

カルーセル麻紀談)
>それで埼玉医大で体全体を調べてもらったの。(女性器が)ついているかどうかも診てもらって、確かに女だって診断書もらって。その後、ここに行ってくださいっていわれたから浦和の精神科に行ったんだけど、ひどいのよ。一体それが何の参考になるのって思うようなことまで、細かい質問をだらだら聞かれて」
と、そのときを振り返り憤る。
「絵を見せられて、“これは何に見えますか?”とか、納得のいかない多くの質問をされたうえに、診断書を書いてもらう順番が“36番目”といわれ、いつ書いてもらえるさえも分からないような扱いに“もういい、やめた”って投げ出してきたんです。
 それを軌道修正したのが担当マネージャーだった。次の日には別の精神科医を探してきて、嫌がるカルーセル麻紀を説得し、受診させた。


>「結婚していれば離婚する、精神科の診断ももらえる、手術も望めばできる」(大島教授)とその気になれば、本人が満たせることだが、子供についてだけは、その子供が死なない限り、満たせない。


(金八後)
>「あの後、10代の相談者が増えました。制服がいやで学校に行けなくなったとか、いじめられるとか。
 そんな子供たちを癒すスペースを現在考えています。5年後にはNPO法人を立ち上げたいですね」(虎井さん)

女性セブン引用以上。
気になった語句と感想。
「浦和」、安?
「精神科の診断ももらえる」、もらうもの?
NPO」、流行?


週刊文春2004.11.28.P38
祝・戸籍性転換 カルーセル麻紀 「入国審査の屈辱よ、さようなら」

>弁護士に付き添われて出廷した家裁の審問では、裁判官の底意地の悪さに呆れ果てたという。
「『あなたはいつ自分が性同一性障害だということに気付きましたか』と聞かれたから『子供の頃です』って答えたら、イヤミな笑いを浮かべながら『この言葉は最近できた言葉ですよ』って言うの。ムカッときて『あたしは性同一性障害って言葉は嫌いですよ、障害と思っていませんから』と言い返したら、すかさず『じゃあ障害はないんですね』と返してくるの。こんなに言われるんだったら、戸籍なんかもういらねえって思ったわよ」

>01年に麻薬取締法違反容疑で逮捕(後に不起訴)された際には、男性房に収容され、警察官の好奇の視線に晒されるという苦い思い出もある。
「二,三人で行われるはずの身体検査に十人以上の警察官が立ち会って、素っ裸にされたのよ。あんな屈辱はなかったわ」

引用以上。
感想は自粛。
おしまい。