美術

アルチンボルド展

アルチンボルド展に。 http://arcimboldo2017.jp/最初のコーナーに「アルチンボルドメーカー」というのがあった。 自分の顔を映し、それをもとにアルチンボルド風自画像を作るというもの。 正直、あまり似てなくて、男性顔と女性顔の違い以外は、ほかの男性…

シャセリオー展

シャセリオー展も見に行った。 http://www.tbs.co.jp/chasseriau-ten/伝統的保守的な、古典主義の師匠、アンクルが離れ、より自由なロマン主義へと移るのは、若者らしいな、と思った。 パリで一番の美人、アリスの裸像を描いたとき、腋毛も描いて、周りをび…

ブリューゲル「バベルの塔」展

見に行った。 http://babel2017.jp/ 前半、ボスの絵。 非定型な身体特徴を持つ人物が多数描かれている。 宗教戦争で、四肢を失った人物が多数いた時代でもあると同時に、大航海時代で、未知なる生き物や人類を知り始めた時代であり、そういったことが、非定…

「ボッティチェリとルネサンス」展

「ボッティチェリとルネサンス」展に。http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/14_botticelli/ メディチ家の全盛期、ボッティチェリの絵は、神々しく美しい。 しかし、メディチ家の没落とともに、その絵から輝きが消えるのが興味深かった。 貧すれば…

野村浩平 個展

二条城近くの「sol」に。 野村浩平さんの個展を見る。 http://pushalley-oilalley.com/blog/1153/ 野村さん、女性自身にLGBT記事をガンガン書いている人だが。 作品は、意識と無意識の境界というか。 唇、ペニス、目、エネルギー、な感じで。 理性的にはよく…

大英博物館展―100のモノが語る世界の歴史:「退屈な村で」

大英博物館展―100のモノが語る世界の歴史へ。 http://www.tobikan.jp/exhibition/h27_history100.html 興味深い展示物満載だが。 必見は94番のホックニー作「退屈な村で」。 Hockney’s In the Dull Village。 http://www.nhk.or.jp/radiosp/daiei/objects/29…

スターウォーズ展

スターウォーズ展に。 http://www.roppongihills.com/tcv/jp/sw-visions/ 絵画が非常に興味深かった。 絵画のワンシーンが、あたかも、聖書の一場面を描いた宗教画のように描かれていた。 スターウォーズはまさに現代の神話なのだな、と思った。 その後ヒル…

マグリット展

マグリット展に。 http://magritte2015.jp/ マグリットの絵はシュールで理解困難だが。 作品を生涯を通じてみるとなんとなくわかってくる。 不条理さは、人生の2回の体験による。 青年期の母親の死。 大人になってからの第二次大戦。 特に第二次大戦の影響は…

『性欲の研究 東京のエロ地理 編』

『性欲の研究 東京のエロ地理 編』拝読 http://www.heibonsha.co.jp/book/b193716.html http://rakuhoku-kyoto.tumblr.com/post/114466612427 セクシュアリティの近現代史の論文集。 特に東京の地理に絡めて論文・対談が前半に並ぶ。 大変興味深かった。 新…

ラファエロ

続いて「ラファエロ」展に。 http://raffaello2013.com/ やはり、途中から、ダヴィンチの影響を受け、似たような絵を書き出していたのは笑った。 でも、さすがにプライドもあるのか、完全なパクリではなく、自分らしさも維持していた。 ダヴィンチより優雅で…

レオナルド・ダ・ヴィンチ展—天才の肖像

「レオナルド・ダ・ヴィンチ展—天才の肖像」へ。 http://www.tbs.co.jp/leonardo2013/ ダヴィンチブームも去ったのか、がらがらだった。 ダヴィンチの絵の模倣が何点かあって興味深かった。 ある作品は、人物の背景が明るくさわやかだった、 その模倣がと比…

会田誠展

世間の喧騒からは離れて静かに暮したいので、スルーしようと思っていたが。 神保町ぶらついていたら、「切腹女子高生」を見かけ、実際見ると興味深い。 http://www.book-komiyama.co.jp/bookblog/?p=19835 それで、急に見たくなり、会田誠展に行った。 http:…

エル・グレコ展

エル・グレコ展に。 http://www.el-greco.jp/よくいえば色鮮やか、悪く言えばけばけばしい。 聖人はみなイケメンで、現在のゲームキャラのよう。 人物の形はインパクト重視で、デフォルメがかってる。 縦長のキャンパスはダイナミック。 要するに全体的に漫…

マウリッツハイス美術館展

マウリッツハイス美術館展へ。 http://www.asahi.com/mauritshuis2012/ 朝9時開館と同時に行き、並ばず入れた。 印象的だったのが「メメントモリ」(死を忘れるな)をテーマにしたいくつかの静物画。 懐中時計、燃えるろうそく、骸骨、などは人生の有限性を…

フィラデルフィア美術館展

フィラデルフィア美術館展へ。 http://www.phila2007.jp/ 近代から現代の名作がちょかまかとあり、幕の内弁当のように、美味。 中でも意表をついて、印象に残ったのが、ルノアール。 ルノアールは人気ありすぎて、これまで食傷気味だったが。 「ルグラン嬢の…