紹介した論文の「プロゲステロン」は「プロベラ」とは別物です。

誤解があるといけないので強調しておく。

紹介した論文の「プロゲステロン」は天然成分と同等の「progesterone」という薬品のみをさすのであり、一般的に広く用いる黄体ホルモン全般を指すものではない。

だから、合成ホルモンであるメドロキシプロゲステロン酢酸エステル(プロベラやマレフェMTF)とは別物。

効果や副作用のリスクは別物であるし、間違ってもプロベラを300㎎服用したりはしないように。

なお、本論文が推奨しているmicronized progesteroneは日本では経腟剤のみで経口剤はないようだ。