ここが変だよ、DSM-5,性別違和の日本語訳6 autogynephilia

あれれ、と思ったのは、autogynephiliaの訳語が「自己女性化愛好症」になっている。
DSM-IV-TRでは「自己女性化性愛」と訳していたのに。
わざわざ変更する理由はないし、philiaは「性愛」と訳すのがお約束なのだが…。
どこから「自己女性化愛好症」なる訳語が出てきたのか謎だった。
でもネットで調べてみると,訳語としてでいる。
DSM-IVでは「自己女性化性愛」の記載はなく、DSM-IV-TRで初めて出てくる。


よって仮説としては。
訳者は「autogynephilia」という英語に遭遇。DSM-IVしか見てなくて、DSM-IV-TRに訳語があるのに気付かず。
訳語に困り、ネットで検索し、「自己女性化愛好症」を採用。
ということかも。
とほほ。