Swaabの論文(http://d.hatena.ne.jp/annojo/20090222#p1)を読んだ。
これまでSwaabを尊敬していたが。
実はSwaab、頭悪いかも。
あるいは偉大な発見をしたいという虚栄心ゆえに、データを都合よく解釈する自己愛性人格障害か。
この論文のデータを素直に読めば、
「去勢により徐々にINAH3は委縮し、数年の年月がたつと、女性並の大きさになる」
と解釈すべきだと思う。
まず、MTFでは、去勢をしていない3名中2名が男性並のINAH3の大きさ。
去勢後は年月がたつに連れ、INAH3収縮の傾向。
前立腺癌去勢グループも、去勢後時間がたつに連れ、収縮の傾向。
Swaabはそういう術後の経過時間を無視して、我田引水な主張。
Swaabが信用できなくなった。
分界条床核の話も、ちょっとやばいかも。
以下、元データを私が並びかえてみた。
MTFのINAH3の体積の大きさ順と術後経過時間
ノンホルノンオペ
ノンオペ
去勢後7年
去勢後4年
去勢後6年
(このあたりまで男性レベル)
去勢後0年
去勢後12年
去勢後2年
ノンオペ
去勢後12年
去勢後9年
MTFのINAH3の神経数の多さ順と術後経過時間
去勢後7年
ノンオペ
ノンホルノンオペ
去勢後6年
去勢後0年
(このあたりまで男性レベル)
去勢後12年
去勢後4年
去勢後2年
ノンオペ
去勢後12年
去勢後9年
前立腺癌去勢者のINAH3の体積の大きさ順と術後経過時間
去勢後4か月
去勢後20か月
放射線照射後5年
このあたりまで男性レベル
None?
去勢後3年
前立腺癌去勢者のINAH3の神経数の多さ順と術後経過時間
去勢後20か月
去勢後4か月
(このあたりまで男性レベル)
去勢後3年
放射線照射後5年
None