Femmiphilia

トミーとタカラが1日付で合併したそうだが。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060301AT2F0100201032006.html
新製品は、是非「リカちゃん危機一発」で。


それはさておき。
International Journal of Transgenderismが送られてきた。
http://www.haworthpress.com/store/Toc_views.asp?sid=VCJ1X74GSTQH8GXJGNPK28F5ECU10602&TOCName=J485v08n04%5FTOC&desc=Volume%3A%208%20Issue%3A%204
見るとバージニア・プリンスVirginia Princeの特集号。
トランスジェンダーという言葉の生みの親として知られる、Virginia Princeである。
本人の代表的論文が5本収録、
とりあえず、abstractだけざっと読んだが、さすがにいいこといっている。
温故知新というか、古典読み直すべしである。


とりあえず、今日は、“Introduction”を読む。
>Since the word “Transvestism” is applied indiscriminately to all who crossdress witout regards to their motives or purposes, the terms “Femmiphilia” for the condition and “Femmiphile” for the individual, have been coined. These mean “love of feminine” and are applied to persons whose interest is solely in the feminine gender role and not in her sexual activity.
(1967)

(「異性装」という言葉は、異性装をする人全員に、動機や目的も関係なく使用されるので、「femmiphilia(フェミフィリア・女らしさ嗜好)」を状態に対して、「Femmiphile(フェミファイル・女らしさ嗜好者)」を人間に対して使用する言葉として命名した。その意味するところは「女らしさへの嗜好」であり、もっぱら女性性役割にのみ魅力を感じ、女性としてのエロティックな活動には関心のないものに用いる。)


多分、このfemmiphiliaは、のちのtransgender概念へと発展する萌芽なのだと思う。