「少年愛者」を読む。
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- 作者: 谷口玲
- 出版社/メーカー: 柘植書房新社
- 発売日: 2003/02
- メディア: 単行本
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この本の作者、谷口玲さんから、先日、取材依頼のメールをもらう。
面識はなかったもので、名前から、菊川玲とか、吉井玲とかを想像し、「美人のライターさんかな」とわくわく。
しかしながら、
「『玲』という名は、男でもありえない名前ではないなあ。」
と一応、念のため想定。
会った結果は、いわゆるひとつの、想定の範囲内、というやつだったが。
それに菊川玲、吉井玲ではなく、菊川怜とか、吉井怜が正しい表記のようだし。
本の内容はといえば、「少年愛者」すなわち、ペドフィリアの中で、もっぱら男児を性的嗜好の対象とするものを批判したもの。
要するに、少年愛者が、小児男児への性的暴力であるにもかかわらず、それを「愛」と言い換える問題を追及している。
読んでて興味深いのは、彼らは、
「ゲイを差別するな」
みたいな主張をするのだが、多くのゲイからは、迷惑がられているとか。
考えれば、ヘテロセクシュアルでも、幼児、女児を対象とするものと、一定年齢以上のものを対象とするものでは、ジャンルは違うわけで。
このへんはゲイの世界でも一緒なわけだ。
この本、よく調べて書いてあるし、主張ももっともだが、難を言えば、批判がやや一本調子であることと、表紙とのミスマッチ。
この表紙、どういうジャンルか詳しいことは知らないが、やはりオタク系で、本の中身が硬派に少年愛者批判をしてることとは不釣合いな気がする。
最後、本で紹介されていた、少年愛者およびpedophilia団体URL.
NAMBLA
http://216.220.97.17/
danish pedophile association
http://www.danpedo.to/english
すでに閉鎖されていた。