四肢の切断を望む4つのタイプ

「Amputee Identity Disorder」(四肢切断同一性障害)のメモ書きの続き。


四肢の切断を望む4つのタイプ。

1. 人格障害の自己切断者。
過去に自己切断歴があり、更なる切断を望む。
1本の切断では満足できない。
指を何本も切断しているのはこのタイプ。


2. 同情を求めるもの。
他人からのサポートを望んでいる。
四肢を切断すれば、同情が集まると考えている。
手術でない治療で解決可能なタイプ。


3. 性的興奮を求めるもの。
性的興奮目的で切断を望む。
その内容や程度は様々で、時と場合によりその内容は変わる。
性的行為の最中に、切断者でありたいというファンタジーを持つ。しかし日中はそういうファンタジーは持たない。
切断者のふりをすることで性的興奮をすることもあり。
多くは切断者に対して性的興奮をし、あるいは、性的パートナーに切断者のふりをして欲しいと望んでいる。
実際に切断にいたることは少ない。


4. 四肢切断愛者
切断者でありたいという、自分ではどうする事も出来ない願望を持つ。
どの部位を切断したいかという、はっきりとした考えを持つ。
切断者に対しての性的関心を持つことは少ない。
目的達成のために、自分で切断をするリスクが高い。
性的興奮が目的ではなく、本当の自分としての自己アイデンティティ達成のために、切断を望む。


第4のタイプのみ、手術の適応がありうる。