性的少数者:「社会環境整備を」 道に入居改善など要請

http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/news/20060114ddlk01010003000c.html
性的少数者:「社会環境整備を」 道に入居改善など要請 /北海道


 同性愛者や性同一性障害者ら性的少数者でつくる「北海道セクシャル・マイノリティ協会」などは13日、道に対し、道営住宅の入居制度改善や病院職員への研修実施など7項目の社会環境整備を求める要請書を提出した。
 道営住宅に家族として入居するためには血縁関係や婚姻関係があることが条件になっている。また、病院で治療を受ける際、パートナーが「身内ではない」という理由で同席を拒否されるケースがある。
 要請では、同性パートナーの公営住宅への入居を保証するほか、病院職員への研修を実施して人権に配慮した対応を行うことなどを求めている。
 性的少数者は人口の5〜10%いると推定されている。【田中泰義】
毎日新聞 2006年1月14日