「僕」は歌う、心のまま 性同一性障害の真弓瞬さん

今後、歌かホルモン注射かで悩むかも…。

http://www.asahi.com/national/update/0508/TKY201305080281.html
朝日


2013年5月8日17時2分
>「僕」は歌う、心のまま 性同一性障害の真弓瞬さん


 【今村優莉性同一性障害GID)であることを明かして、プロ歌手を目指す人がいる。「自分らしく生きて」というメッセージと産んでくれた母への感謝を歌声に込める。

 《初めて世界を知ったとき 僕は世界とズレてた 自分に違和感感じて 自分が嫌いで涙が出た》

 東京・渋谷で4月1日夜にあった音楽イベントで、真弓瞬(本名・斎藤麻由美)さん(25)=東京都世田谷区=は自己紹介を兼ねたオリジナル曲「僕」を歌った。変声期前の少年のような歌声が特徴的だ。

 3人姉妹の末っ子として生を受けたが、3歳のころには心と体がちぐはぐな自分に気づいていた。僕と言うのを必死にこらえた小学生時代。中学生のときは、制服のスカートをはくのが嫌で、不登校に。膨らむ胸を風呂場で見るたびに泣き、カッターやカミソリで体に傷をつけた。