二次案との比較

「自殺総合対策大綱の見直し(改正)に向けての提言」最終案をその前の二次案と比較してみた。
http://ikiru.ncnp.go.jp/ikiru-hp/120217teigen/all.pdf
前「性同一性障害では、」
後「性同一性障害や性別違和感を抱える人、性的指向を理由に社会的偏見にさら
される人(性的マイノリティー)では、」


前「性同一性障害の子ども自身への支援、」
後「性的マイノリティーの子どもへの支援、」


前「性同一性障害に関する情報提供」
後「性同一性障害性的指向に関する情報提供」


「既存の公的サービス利用に関する情報を提供すると共に、性同一性障害や性
的指向に関する市民相談サービスを設置する等、公的な相談機関において適
切に対応できる体制を整備する。同時に、公的サービに従事する職員への研
修を実施する。」
が加わる。


というわけで、二次案まででは、性同一性障害限定の提言だったのが、最終案では「性別違和感を抱える人」と同性愛も加えた、性的マイノリティーが対象となっている。
また、公的サービスについてが明記された。


関係者の皆様お疲れ様でした。