http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110523-00000012-scn-int
ズラリと並んだ“美人”…福建の整形医院がタイから招聘
サーチナ 5月23日(月)10時10分配信
ズラリと並んだ“美人”――。といっても男性または元男性だ。福建省福州市の整形医院が22日、タイから年間報酬100万元（約1260万円）で「コンサルタント」として招聘（しょうへい）した。中国新聞社が報じた。
タイでは女性の姿を得て、歓楽街などで働く男性が多い。中国でも知られており、「人妖」と呼ばれている。公務員がタイ出張の折に「人妖」が働く風俗店に出かけ、問題になったこともある。
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◆解説◆
中国では1980年代ごろまで、いわゆる同性愛者を忌避（きひ）する風潮が強かったが、現在では社会における容認度が高まった。先進国の事情が伝わり、性同一性障害などの知識がしてきたことなども一因だ。
男児の出生が女児を大幅に上回いることも、特に男性同性愛者を普通に受け入れた方が、「社会の不安定要因を軽減するために有利」との状況をつくりつつある。中国では、禁止されているにもかかわらず「産み分け」をする親があとを絶たないなどで、男児の出生が女児を大幅に上回っており、2020年には結婚適齢期の男性2400万人が、相手の女性を見つけられないことになるという（中国社会科学院）。（編集担当：如月隼人）
