DSMVにおける性同一性障害についてのWPATHの同意声明

WPATHのスライド報告その2


WPATH consensus statement on DSM V on gender identity disorder
(DSMVにおける性同一性障害についてのWPATHの同意声明)


診断の賛否
賛成
性別違和のある人の診断が可能
診断があることが、治療の必要性を示す
評価の枠組みとなる
治療を受けやすくする
よりよいケアを可能にする
名前があることでエンパワーされる
研究を促進する
精神疾患であることは、精神的で病んでいる事を意味しない
書類変更の根拠となる


反対
差別とスティグマ
病理化
自己の身体とジェンダー表現に関する自律性を損なわせる
治療へと追いこむ可能性
子供へのレッテルばり
医療化


立場の違い
1. DSMやICDなど、すべてから、疾患として完全削除。
2. DSMから削除。ICDには精神疾患以外で残す
3. 現実的に。.DSMにはすでにあるのでよりよい物にする。
4. Gender dysphoriaは精神疾患だが、DSM診断でよりよい物にできる
5. 今のDSM診断で完ぺきだ。まったく変える必要はない。


コンセンサス:診断が残るとしたら
Gender dysphoriaと呼ぶべきだ
アイデンティティではなく、苦痛に焦点を当てるべきだ
Genderが非典型的なすべての人でなく、一部の人を対象にすべきで、一生のものである必要もない。
特定不能の・・・を含むべきだ
子供、青年、成人で分けるべきだ
性分化発達障害を含むべきだ
性指向と自己女性化性愛の下位分類はするべきでない
服装倒錯フェティシズムとgender dysphoriaの区別は明確にすべきだ
寛解」を入れる
性障害以外の場所に位置づける