性同一性障害:戸籍性別変更の求めに家裁調査 /奈良

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性同一性障害:戸籍性別変更の求めに家裁調査 /奈良
 心と体の性が一致しない性同一性障害GID)と診断され、戸籍の性を女性に変更するよう奈良家裁に申し立てた生駒市派遣社員、森村さやかさん (46)=通称=が8日同家裁で初の調査を受けた。GID特例法は、子どもがいないことを性別変更の条件としている。1月に性別適合手術を受けた森村さん は過去に結婚し、子どもが1人いる。
 この日、森村さんは、勤務先から年金手帳の提出を求められ、戸籍上の性別が明らかになることが不安で、今月中で退職すると説明。子どもについては、養育費は支払っているという。【高瀬浩平】
毎日新聞 2006年12月9日