「女に生まれて男で生きて 女子サッカー元日本代表エースストライカーと性同一性障害」を読む。
女に生まれて男で生きて 女子サッカー元日本代表エースストライカーと性同一性障害
- 作者: 水間百合子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2006/10/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 65回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
タイトルどうりの本だけど。
中身はサッカーの話が多くて、セクシュアリティに関しては少ない。
その中でも、読んでいくと、性同一性障害概念を知ることで、「レズビアンのタチ」から「性同一性障害者」へとアイデンティティが変わるあたりが興味深かった。
しかし、そもそも「百合子」で本を書いていることや、「女子サッカー選手」としてのアイデンティティに葛藤があまりなさそうなところなど、細かな点で「?」と思う箇所もいくつかある。
まあ、本人でなくライターさんが書いた本だろうから、細かいニュアンスのあたりは、実際にはよくわからない。