「女に生まれて男で生きて 女子サッカー元日本代表エースストライカーと性同一性障害」

「女に生まれて男で生きて 女子サッカー元日本代表エースストライカーと性同一性障害」を読む。

女に生まれて男で生きて 女子サッカー元日本代表エースストライカーと性同一性障害

女に生まれて男で生きて 女子サッカー元日本代表エースストライカーと性同一性障害

タイトルどうりの本だけど。
中身はサッカーの話が多くて、セクシュアリティに関しては少ない。


その中でも、読んでいくと、性同一性障害概念を知ることで、「レズビアンのタチ」から「性同一性障害者」へとアイデンティティが変わるあたりが興味深かった。


しかし、そもそも「百合子」で本を書いていることや、「女子サッカー選手」としてのアイデンティティに葛藤があまりなさそうなところなど、細かな点で「?」と思う箇所もいくつかある。
まあ、本人でなくライターさんが書いた本だろうから、細かいニュアンスのあたりは、実際にはよくわからない。