播磨関連、英語ニュース翻訳

播磨関連、英語ニュースも多数あるが、2つ翻訳。
翻訳していて思ったのだが、普通「男児」は「少年」より若年を意味するが、「日本の男児」となると「日本男児」的となり、成人男性っぽくなるので、ややこしい。


http://www.guardian.co.uk/japan/story/0,,1778415,00.html
The Guardian
日本はタブーを破り、男児を女児として扱った
性同一性障害の7歳の日本人少年が、学校に女児として入学することを許可された。これは、日本がセクシュアルアイデンティティに対しての伝統的な厳しい態度を和らげつつあるサインだ。地元の新聞が昨日報道した所によると、この少年は、名前は明らかにされていないが、小学校入学前に性同一性障害と診断された。
この少年は、男児として不快感を持ち、両親に性転換手術をしてくれと頼んだという。日本では性転換手術は1998年にはじめて行なわれたが、患者は20歳以上でないといけない。
この学校は西日本の神戸にあるが、両親と医師に相談した後、日本では最初の決定とおもわれる、少年を女児として入学させる事を決定した。報告によれば、少年は女子トイレと女子更衣室の使用と、女児水着の着用が許されている。彼の詳細については、先生にしか、知らされていない。
推定10000万人の日本人が、何らかの性同一性障害であるという。すなわち間違った性別の身体に生まれてきたと信じ、社会的身体的に反対の性別のメンバーとして生きて行きたいと望む。
2004年彼らは素晴らしい勝利を挙げた。トランスセクシュアルの公式文書における名前と性別の変更を許可するように法律が変更されたのだ。その1年前、上川あやは、東京の地方議会で当選し、最初のトランスセクシュアルの政治家となった。
昨年、医師たちは、患者が医学倫理委員会からの承認を得ないといけないという、性転換手術の要件を緩和した。しかし、日本のトランスセクシュアルたちは、十分に受け入れられたというには、まだいくつかの課題があるという。
性転換前に2人の子供をもうけたある44歳のトランスセクシュアルが、最近、性別変更を却下された。裁判所は性別変更は、12歳と14歳の彼女の子供たちを「混乱させる」と述べた。変更された法律は、20歳以上で、独身で、子どもが居なく、性転換手術をしたトランスセクシュアルだけ性別変更を許可する。


http://seattlepi.nwsource.com/national/1104AP_Japan_Gender_Switch.html
AP
日本の男児、小学校に女児として入学。
東京発:自分は間違った身体に生まれてきたと信じる少年が、日本の南西部の小学校に女児として入学が許可された、と木曜日、教育委員会が発表した。
この7歳の少年は、6歳の時に性同一性障害と診断され、2005年4月、女児として入学した、と地元の教育委員会は語った。日本の学校は4月に始まる。
この教育委員会は、少年の名前と学校の地域は匿名にしながら、少年は女児として名簿に載せ、女児の体育クラスや、女子トイレを使用していると述べた。この少年は現在2年生だが、プールでは女子水着を着用している。
「現時点では、この児童が1年生をして受け入れられ、そこやかに育っている事に安堵している。」と語った。
この学校は東京から270マイル西にある、兵庫県の南西部にある。
学校の決断は、詰め込み教育と、適応できないものへの不寛容で知られる、日本の学校システムの性格を考えると、非常に例外的だ。のろまな児童は、容赦なくいじめられる可能性がある。学校は他の児童には、性別変更の事は伝えていない。他の児童がこの事を知ってるかどうかは不明だ。
教育委員会がいうには、入学以来、他の児童や父母からの不満は特に聞かれていない。地元の教育委員会はこのケースを注意深く見守り、少年が思春期になったら、決定を再評価するという。
性同一性障害を専門とする東京武蔵野病院の針間克己は、少年を女児として入学許可したのは、妥当に思えるが、成長に伴い問題が生じる可能性もあると述べた。
針間は、彼が本当に性同一性障害であるかどうかを診断するには若すぎる、という。女児のように振舞う男児は必ずしも性同一性障害であるわけではなく、成長に伴い男性になりたいと思う可能性もある、という。
「私は、この子供の将来がかなり心配です。小学校でのこのようなケースははじめて聞きます。将来問題が生じるかもしれません」と針間は語った。