新聞報道的にはほぼ出尽くした感があるが。
同じコメントをしても、新聞によって「肯定的」だったり「慎重に」だったりでニュアンスが違うのは興味深い。
なんかロールシャッハみたいで。
同じものを見せて、各社の心理状況を診断するみたいな。
ただ、残念だったのが、Green研究の取り扱い。
「1名を除いて皆、男子に戻りました」
みたいな表現をされている。
Green研究のポイントは、小児の性同一性障害は、大人になると同性愛になる可能性が高い、というところにあるわけだが。
新聞報道では、同性愛の観点がすっぽり抜け落ちている。
「典型的な男子」と「典型的な女子」しか、世の中にはいないかのような。