麻布十番歩いていたら、マッサージ店で、犬がきれいなお姉さんに、気持ちよさそうに肩をもまれていた。
自分より階級が上の犬が存在することを知り、少しショックを受けた。
で、その後、レオナルド・ダ・ヴィンチ展に。
六本木ヒルズらしい、おしゃれでセンスはいいけど中身に乏しい展示。
研究ノート見せられても、字は読めないし。
でも、ダ・ヴィンチが、水の渦をじっと見つめ続けたのは良く分かった。
水の渦を見つめ続けるとは天才なのかなんなのか。
で、その後、ダ・ヴィンチ本をいくつか購入。
「精神科医が見たレオナルド・ダ・ヴィンチ」をまず読んだのだが、内容は今ひとつ。
- 作者: 一条貞雄
- 出版社/メーカー: 近代文芸社
- 発売日: 2004/08/01
- メディア: 単行本
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最近では、ダ゛・ヴィンチは、アスペルガーとか、ADHDとか、学習障害とか、いろいろ言われているのに、その辺の考察が皆無。
しかしながら、なぜか、
136P
3)レオナルドは性同一性障害か?
という章がある。
そこでは、ジブネラ・デ・ベンチの肖像画などに女性らしさがないことなどを指摘している。
ジブネラ・デ・ベンチの肖像画
http://www.paulgraham.com/ginevra.html
そのことより、
137P
>レオナルドには恋愛や結婚の経験はない。レオナルドにしてみれば姿形で男女が理解できても、あるいは「こころ」で女性を感じることができないタイプだったのかもしれない。
と指摘している。
この指摘は同感である。
しかし、だからこそ、レオナルド・ダ・ヴィンチは、性同一性障害ではなく、自閉症スペクトラムではないかと思うわけだが。