BSRI

臨床精神医学34.7:951-957,2005の
森美加:性同一性障害における性役割志向


を読む。
そうしたら、FTM15名、MTF9名に対して、BSRIによる検査をしていた。
このBSRIというのは質問票で、男性性,女性性を測るというもの。


私自身は、こういった質問票は、
・ 質問の内容がそもそも、はてな
・ 質問に正直に答えるかどうかが、はてな
MTFに男性性の高得点、FTMに女性性の高得点がでたとき、お互い気まずい。


といった理由で、あんまり好みではないが。


ところが便利な世の中なもので、下記サイトで、簡単にBSRIが測定できることがわかりやってみた。
http://iwao-otsuka.com/fm/test/patbem/testsentr1.pl


私の結果。
女性度 92 20 4.600
男性度 104 20 5.200

両性具有型。


ということだった。
ちなみに、森美加先生のデータによる平均得点は。


対象群男性
男性性 3.7
女性性 4.3

対象群女性
男性性 3.3
女性性 4.2

FTM
男性性 3.9
女性性 3.9

MTF
男性性 3.4
女性性 4.4


FTM
男性タイプ4名、女性タイプ5名、両性具有タイプ4名、未分化タイプ2名
MTF
男性タイプ1名、女性タイプ4名、両性具有タイプ3名、未分化タイプ1名


であった。


ということで、私自身の女性性は4.6でMTFの女性性より高く、男性性も5.2でFTMの男性性より高かった。
そもそもこの検査、対象群男性の女性性のほうが、対象群女性の女性性より得点が高かったりして、あんまり意味のない検査の気もするが。