https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784908925443
>発売予定日 2019年2月4日日
紹介
「たとえ罰せられても医師として覚悟の上。国や法律ができる前から医療は存在してるんだ」
性同一性障害者の手術を約600例執刀した医師・和田耕治の知られざる物語。
性転換(性別適合)手術がタブーの頃から自らの哲学のもと、性に悩める患者を救い続けてきた。
2007年に53歳で急逝した伝説の医師が今蘇る!
【出版社からのコメント】
故・和田医師(1954〜2007年)の生前に残した記録(ブログ・家族、関係者の証言、裁判記録)をもとに構成し、
和田医師の生涯と哲学に迫る。
2018年4月、日本では適合手術に保険が適用されることになった。
しかし、その是非が問われている。今こそ問いたい、性とは、生とは何か。
「たとえ罰せられても医師として覚悟の上。国や法律ができる前から医療は存在してるんだ」という
医師の信念に強く揺すぶられる、肉迫の一冊。
目次
プロローグ
第1章 生い立ち〜学生時代
第2章 外科〜形成外科、そして美容外科へ
第3章 大阪へ
第4章 初めての性転換手術
第5章 新たな課題――独自の術式
第6章 新しい動き 〜開業へ
第7章 最初の事故
第8章 性転換美容整形へ全力投球
第9章 医療機関への憂慮
第10章 平成のブルーボーイ事件?
第11章 未来への希望
第12章 神様に感謝
第13章 救済
著者プロフィール
和田耕治 (ワダコウジ) (著/文)
1954-2007年。性転換(性別適合)手術の第一人者で、大阪市北区の美容・形成外科「わだ形成クリニック」の院長を務めた。
宮崎県延岡市出身。群馬大学医学部を卒業後、東京逓信病院、東京警察病院、大手美容クリニックを経て、1996年に大阪で開業。
1997年に日本精神神経学会が「性同一性障害の診断と治療に関する指針」(ガイドライン)を策定した後も、
ガイドラインに束縛されることなく、患者の希望に沿い性転換(性別適合)手術を行った。その手術数は国内で600人以上。
学会や社会からは異端児されたが、ジェンダーに悩む多くの人々に尽力的かつ安価で、医療手術・整形手術・性転換(性別適合)手術などを行った。2007年、自身の病院で突然死した。
深町公美子 (フカマチクミコ) (著/文)
群馬県前橋市出身。就職先の群馬大学で、和田耕治と出会い学生結婚。
現在は鍼灸師、認定エステティシャン、東洋アロマセラピスト、薬膳五味五色コーディネーター。
鍼灸(東京医療専門学校)、美容(SABFA)の学校を卒業後、A-ha(アハ)治療室開業。
著書に『押せば変わる美人のツボ』(集英社)、『体と心にきく毎日のツボ』(集英社・セブン&アイ)、料理本『冷えガールのぽかぽかレシピ』(主婦の友社、ほか台湾・韓国版)などがある。
大手企業マガジンではツボやアロマの連載、女性誌、健康雑誌では美容・健康に関する特集や別冊付録を数多く手がけている。
- 作者: 和田耕治,深町公美子
- 出版社/メーカー: 方丈社
- 発売日: 2019/02/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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