てんかん発作で、ジェンダー・アイデンティティが変わるとなると驚きだが。
てんかん発作でうつが治癒する現象は古くから知られている。
この原理から、うつ治療として、電気けいれん療法が行われてきた。
この男性、薬物・アルコール依存、境界性パーソナリティ障害もあったと。
とすると、そのベースには、うつがあったのでは。
で、薬物・アルコール依存、境界性パーソナリティ障害とともに、性別もこじらせたのでは。
すなわち、うつが治って、その随伴症状も消失した、と解釈することもできるのでは。
http://news.livedoor.com/article/detail/9961980/
2015年4月2日 14時26分
新華ニュース
豪州 性同一障害の男性、女性化手術後、てんかん発作を機にまた男性に
英紙「デイリー・メール」の４月１日付記事では、３９歳のあるオーストラリア人男性は、４歳頃から自分は女だと深く信じ、３４歳に、本当の女に変わろうと決意を固めた。
３４歳の時に豊胸手術と女性ホルモン注射、顔の女性にする整形手術を受けたが、男性器は切除していない。
３９歳に、てんかんの発作が突然に起こり、病院に運ばれた。発作は４５分間続き、病院の脳神経内科に入った。この時、これまで受けてきた性転換を目指す手術に対し不安が浮かび、また自分自身は男性だと認識をし始め、再び男性に変わる手術を受けることにした。
精神科医によると、男性はてんかん発作後、３０年以上続く性同一性障害を克服し、人格にも大きな変化が生じ、薬物乱用や飲酒を止めた。
（翻訳 金慧）
訳 by AJ
45分間のてんかん発作後に、男性に戻ったトランス女性。
・4歳の時より、自分は女性だと信じていた30代半ばのオーストラリア男性。
彼は、女性になるため豊胸術とホルモン療法を受けていた。
しかし、てんかん発作後、彼は本当は男性だと信じるようになった。
医師たちは、てんかん発作が患者に生物学的変化を引きおこした可能性があると信じている。
医師たちの話では、45分間のてんかん発作が、トランス女性を男性に戻した可能性がある。
新しい精神医学文献の記述によると、30代の、ある匿名オーストラリア男性は、4歳の時より、自分は女性だと信じていた。
この患者は、豊胸術とホルモン療法、女性の顔に近づくための顔面手術を30代半ばに受けていた。
しかし、てんかん発作後、そのトランス女性は、ジェンダーに関する気持ちを劇的に変えた。本当は男性だと信じるようになった。精神科の主治医は、てんかん発作が患者に生物学的変化を引きおこした可能性があると述べた。
「男性アイデンティティに戻る決意がすぐになされた。」とウーロンゴン大を退職したJohn Parkinson医師は、 Australasian Psychiatryの雑誌の最新号に記している。
Parkinson医師が言うには、てんかん発作が、その男性にジェンダー感覚を与える「生物学的構造」に変化をもたらしたかもしれない。
その男性は、性器の手術はしていなかった。
しかし、彼は豊胸術に多額の金を費やしていたので、無一文だった。
「喜んだ母が駆けつけ、6か月以内に豊胸は元に戻された。」とParkinson医師は雑誌に書いた。
そのてんかん発作は、その男性のパーソナリティーに更なる深い変化を引き起こした。
彼は、薬物とアルコール乱用をやめ、境界性パーソナリティー障害の症状を示さなくなった。
その男性は、若いころ脳損傷を受けているが、Parkinson医師は「パーソナリティーにもジェンダー・アイデンティティにも影響がない」と記した。
Transgender woman who had epileptic seizure lasting 45 minutes was changed BACK to being a man。
• Australian man in his mid 30s believed he was a woman since he was four-years-old
• He received breast implants and underwent hormonal treatment to become a woman
• But after an epileptic seizure he became certain he was really a man
• Doctors believe the seizure may have triggered biological changes in the patient
Doctors say a 45-minute epileptic seizure may have caused a transgender woman to revert back to being a man.
A new psychiatric study has described how an unnamed Australian man, aged in his mid 30s, had believed he was really a woman since he was four-years-old.
The patient received breast augmentations, hormonal treatment and facial surgery to appear more feminine in her mid-30s.
But after suffering the seizure, the transgender woman radically changed her mind about her gender - and her psychiatrist said it may be because the fit triggered biological changes.
'A firm decision was soon made to revert to male identity,' retired Wollongong psychiatrist Dr John Parkinson wrote in the latest edition of the medical journal Australasian Psychiatry.
Dr Parkinson said the seizure may have changed the 'biological structures' that gave the man his sense of gender.
The man had not had surgery to his genitals.
However, he was out of money after spending so much money on breast enhancement surgery.
'A delighted mother came to the rescue and within six months the augmentation had been reversed,' Dr Parkinson wrote in the journal.
The epileptic fit caused further profound changes in the man's personality.
He stopped abusing drugs and alcohol and no longer showed signs of suffering Borderline personality disorder, the study said.
The man had suffered a brain injury when he was younger but Dr Parkinson said that had 'affected neither personality nor gender identity.'
