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戸籍に父親記載を〜性別変更の夫、最高裁へ
日本テレビ系（NNN） 3月14日(木)12時58分配信
心と体の性別が一致しない性同一性障害で性別を男性に変更した夫（３０）とその妻（３１）が、「戸籍に、夫を子供の父親として記載してほしい」と訴えている裁判で、１４日、夫婦が最高裁に要請を行った。
この裁判は、大阪府に住む性同一性障害の夫とその妻が、人工授精でもうけた息子について、戸籍に夫が父親と記載されないのは不当だと訴えているもの。一審・二審とも「元女性であることが戸籍上明らかだ」として訴えを退けたが、夫婦は最高裁に不服を申し立てていて、１４日、訴えを認めるよう最高裁に要請を行った。
夫婦は「不妊の男女が人工授精で子供をもうけた場合、戸籍に父親と記載することが認められるのに、性同一性障害の男女の場合には認められないのは不平等だ」と主張している。
