伝説の政見放送 東郷健氏が死去

http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20120425-940013.html
伝説の政見放送 東郷健氏が死去


 元「雑民党」代表で雑誌編集者の東郷健(とうごう・けん、本名健=たけし)氏が1日午後10時57分、前立腺がんのため東京都中野区の自宅で死去したことが25日、分かった。79歳。兵庫県出身。葬儀・告別式は親族で済ませた。喪主は長男優(ゆう)氏。

 関西学院大卒。同性愛者や障害者らへの差別撤廃を訴える活動を展開。雑誌「ザ・ゲイ」編集長を務めた。衆・参院選挙や東京都知事選に立候補、いずれも落選したが、政見放送での過激な発言などで知られた。

 1983年の参院選で、NHKが政見放送の一部を差別語としてカットしたのは違法として提訴したが敗訴。個人観賞用にわいせつ物を海外から持ち込んだ「税関ポルノ訴訟」でも有罪判決を受けた。(共同)

 [2012年4月25日18時15分]


http://www.asahi.com/obituaries/update/0425/TKY201204250637.html
朝日
東郷健さん死去 「雑民党」率い同性愛差別撤廃を訴える
 「雑民党」を率い、同性愛者への差別撤廃などを訴えた東郷健(とうごう・けん、本名健〈たけし〉)さんが、1日に亡くなっていたことがわかった。79歳だった。葬儀は近親者で行った。

 東京都新宿区でバーを経営し、ゲイ雑誌の編集長も務めた。「ゲイのカリスマ」とも言われ、雑民党代表として参院選東京都知事選などに立候補。1983年には政見放送差別用語を使い、NHKが削除したことについて裁判を起こし、論議を呼んだ。
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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120425-OYT1T01081.htm
東郷健さん死去、同性愛者の権利訴え度々立候補


. 同性愛者の権利を訴え、衆院選参院選都知事選にもたびたび立候補した東郷健(とうごう・けん、本名・たけし)さんが今月1日、東京都中野区の自宅で前立腺がんで死去していたことがわかった。79歳だった。


 葬儀は家族で済ませた。

 兵庫県生まれ。ゲイ雑誌の編集長を務めたほか、東京・新宿でゲイバーも経営。雑民党代表として出馬した1983年の参院選では、政見放送で述べた身体障害者への差別用語をNHKにカットされ、話題になった。

(2012年4月25日23時01分 読売新聞)