G.I.D. 実際私はどっちなの!? 性同一性障害とセクシュアルマイノリティを社会学!


「G.I.D.  実際私はどっちなの!?
性同一性障害セクシュアルマイノリティ社会学!」
拝読。


http://www.kouseisha.com/05_sociology/1275_0.html
>男と女の境界に悩む人たち。その心の内面や葛藤を、自身が「性同一性障害特例法」により戸籍を男から女に変えて結婚まで漕ぎつけた元ニューハーフエッセイストと、手練れの社会学者二人が緻密かつ大胆に分析。ボーイズラブやオネエタレントなど、世界に類のない日本人の特異な性意識に気づく一冊。


という本。


タイトルの「実際」「私は」「どっちなの」の頭文字を取ると、GIDになる??


いろんな語句の説明があるが、おなべを男装するレズビアンのように定義していたり、私の理解と違う箇所も多く、興味深かった。
また「トランスセクシュアルGID」とか「カミングイン(カムアウトの反対語? 埋没するという意味)」とか、耳慣れない用法や、用語もあり、この世界いろんな言葉や使われ方が、あるなと思った。


いろんなセクシュアリティのひとを、イラストで図示する試みは興味深かった。


第11章では、シスターボーイ、ブルーボーイ、ミスターレディ、バブル、ニューハーフ、U25、と世代別特徴を論じていて勉強になった、


全体としては、著書が元ニューハーフだけあって、理想論でなく、現実的な論調が印象的だった。
http://ameblo.jp/xoxo-nana-xoxo/

G.I.D.実際私はどっちなの!?

G.I.D.実際私はどっちなの!?