http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0624&f=national_0624_126.shtml
男性誘惑して恐喝した女、実は「オカマ」だった―中国
2011/06/24(金) 11:45
中国で、男性を誘惑して金銭を脅し取った事件で懲役4年を言い渡された「女」が、金もうけのために性転換手術をした「男」であったことが分かった。中国新聞網が伝えた。
昨年8月に懲役4年の判決を受けた被告は1990年生まれの20歳。15歳で家を飛び出し、2008年に江蘇省蘇州市で金もうけのために性転換手術を受けた。「女性」となった被告は、あるショーパブの店長に手術代を立て替えてもらう代わりにショーに出演することとなった。しかし、「オカマ」扱いされるのに嫌気がさした被告は店長に「女」でのショー出演を直訴するも却下され、店を飛び出した。
2010年の旧正月すぎ、後に共犯者となる男と知り合った。男のアドバイスにより同省南京市で働いていたところ、ネット上で知り合ったある男性が「会いたい」と誘ってきた。話を聞いた男は「金もうけのチャンス」と恐喝を思いつき、被告をそそのかした。そして同年3月、被告と男性がホテルで性交渉に臨むところに男が「夫」として踏み込み、男性を脅して数千元を巻き上げた。被告と男は逃走したがすぐに警察に逮捕されたという。
手術の際睾丸は切除しなかったために男性機能は残っているものの、切除した生殖器の復元は非常に難しいという。金もうけのためだけに性転換手術を行い、犯罪にまで手を染めてしまった男性が失ったものは計り知れない(編集担当:柳川俊之)