針間克己
7.性同一性障害関係書類 性同一性障害に関する診断書. 精神科医のためのケースレポート・医療文書の書き方 実例集.中山書店 P351-355, 2011
http://www.nakayamashoten.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=978-4-521-73385-2
この本は、性同一性障害に関しては、戸籍変更の診断書の記載例が、331-372ページに渡り、塚田、阿部、針間、越本・木下・中根(長崎)、康と、GIDマニアには夢の競演?で、書かれている。
でも正直なところ、紙面と豪華執筆陣がもったいない。
繰り返し、似たような戸籍診断書記載例が示されている。
そもそも厚労省の見本があるのだから、似ているは当然。
マニア的には熟読すれば、それぞれの微妙な違いは面白いのだが、一般精神科医へのマニュアル本としては、重複は無駄であろう。
改名診断書は数名が書いているが、そのほかにも家族や学校への診断書や、ガイドライン上のオピニオン例なども紙面の余裕があるなら載せればよかった。
英文紹介状なんかも載せれば良いと思うけど、編集長的には、載せちゃあいけないのかな・・・。
- 作者: 山内俊雄,松原三郎
- 出版社/メーカー: 中山書店
- 発売日: 2011/06/16
- メディア: 大型本
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