「嫡出」って、字面からなんとなく「新生児を産道から引っ張り出すこと」の意味の様な気がしていて。
だとしたら、「非嫡出子」って、「産道から生まれてないから帝王切開で生まれたのかなあ」なんて思ったりして。
でも、「引っ張り出す」のは「嫡出」じゃなくて「摘出」かな、とも思ったりして。
で「摘出子」で検索かけたら、いっぱいでてきたぞ。
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&rlz=1T4GPEA_jaJP291JP291&q=%E6%91%98%E5%87%BA%E5%AD%90+%E9%9D%9E%E6%91%98%E5%87%BA%E5%AD%90&revid=700785533&ei=Nc9RS8ixM86HkAWs9Z27Cg&sa=X&oi=revisions_inline&resnum=0&ct=top-revision&cd=1&ved=0CAYQ4QIoAA
おいおい。
でも、よく考えたら、「摘出」は「つまみ出す」ことなので、赤ちゃんを摘み出すのは変だな、
摘出するのは腫瘍とか、そういうネガティブなものだな。
とか独語しつつ。
「嫡」をあらためて調べる。
すると「嫡」とは、正妻のことを言うらしい。
すなわち「嫡」とは「女」+「テキ」。
すなわち、夫に「かなう(適う)女」、夫に「匹敵する女」、という意味で、正妻。
で、その正妻の息子が、お家相続に正統な子供になる次第。
というわけで、「嫡」とは一夫多妻制において、欠かせぬ概念らしい。