自殺念慮などの減少理由

さらに元データから2003年以後の岡山大学の統計値を勝手に推測してみた。

2003年まで
FTM202名、MTF127名。

自殺念慮 FTM74.3%、MTF75.6%

自殺未遂/自傷 FTM34.1%、MTF26.0%
2003年以後
FTM205名、MTF127名。

自殺念慮 FTM61.4%、MTF64.6%

自殺未遂/自傷 FTM7.9%、MTF14.2%


で、この減少理由として、最初は
「最近は、苦悩はそれほど強くないのに、性別違和を訴える人が増えている」
と思ったけど。
そう考えるより、
「ここ10年の医療、法律、社会の理解の進展で、生きる希望が持てるようになっている」
とポジティブに理解する方が妥当な気がした。