「なぜ、かくも卑屈にならなければならないのか〜こんな患者−医療者関係でよいわけがない〜」

「なぜ、かくも卑屈にならなければならないのか〜こんな患者−医療者関係でよいわけがない〜」を読む。
医者が、普段思ってても口には出さないような本音を書いたエッセイ集。
救急医療では、命を救うことが第一なのに、瑣末なことに患者側がクレームをつけて医療側が疲弊していくことなどの問題点を指摘している。


一番印象的なのは、前書きに書かれたエピソード。
ある医療裁判で、医療者側が勝訴。
それに対して患者側のコメント。

P12
>「(病院側の)過失がないとするならば、なぜ患者は亡くなったのか」