「性分化障害の子どもたち―医療空白地帯の現状」拝読。
大変な労作。
日本において、性分化障害の子供への治療を行っている病院のリストとその内容がずらーと書かれている。
ただ惜しむらくは、それぞれの病院の治療内容が、病院の公式発表的なものの再掲に終わっており、その実態や、病院ごとの違いが、いまひとつわからない。
また、最後のほうに医療機関への筆者の要望が書かれているが、箇条書きに終わっており、それぞれの要望の背景にあるこれまでの問題点や筆者の経験が、いまひとつ記されていない。
全体的に調査報告書としての充実振りはあるのだが、ハッシーの持つ熱いパワーというものが、いまひとつ語られていないのが、個人的には物足りなかった。
ただ、
>次回に続く
そうなので、そのあたりは、続編で語られるのかもしれない。
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