生駒市議選 性同一性障害の森村さん、立候補表明 


http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000612230001
朝日新聞奈良
性同一性障害の「女性」市議選に立候補表明
2006年12月23日

  心と体の性が一致しない性同一性障害GID)と診断され、戸籍上の性別を女性に変更するよう奈良家裁に申し立てた生駒市の派遣会社員森村さやかさん(46)=通称=が22日、来年4月の統一地方選で実施される同市議選に立候補を表明した。「GIDが原因で小中学校の頃にいじめを受けた経験を市の施策に生かしたい」と話している。
  森村さんは公文書などから性別記載欄を削除するよう求める活動をしている。市選管への立候補届け出の性別欄については「空欄で出す可能性もある」としている。
  森村さんは今年1月に性別適合手術を受けたが、過去に結婚して子どもがいるため「性同一性障害特例法」が適用されず、性別変更が認められなかった。


毎日新聞奈良
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nara/archive/news/2006/12/23/20061223ddlk29010040000c.html
選挙:生駒市議選 性同一性障害の森村さん、立候補表明 /奈良
12月23日12時2分配信 毎日新聞

 ◇「自分らしく生きられる社会を」
 心と体の性が一致しない性同一性障害GID)と診断され、戸籍の性別を女性に変更するよう奈良家裁に申し立てている生駒市の派遣会社員、森村さやかさん(46)=通称=が22日、来年4月の生駒市議選(定数24)への立候補を正式表明した。会見した森村さんは「誰もが自分らしく生きられる社会を目指したい」と話し、議会改革や常設型の住民投票条例の制定などを目指す意向を示した。
 立候補届け出書類には性別欄があり、森村さんは「届け出の性別については考えている最中だが、『男性』と書くことには抵抗がある」と語る。同市選管は「届け出があった場合は、県や国の見解を聞いた上で対応する」としている。【曽根田和久】

12月23日朝刊


http://www.nara-np.co.jp/n_soc/061224/soc061224f.shtml
安心して暮らせる社会の実現を-性同一性障害の森村さんが生駒市議選出馬へ  (2006.12.24 奈良新聞)
   心と体の性が一致しない性同一性障害GID)と診断された生駒市壱分町の派遣会社員、通称森村さやかさん(46)が、来年4月の生駒市議選に出馬する意向を表明した。森村さんは性別適合手術を受けたが過去に結婚して子供がいることからGID特例法が適用されなかったため、戸籍の性別を女性に変更するよう奈良家裁に申し立てている。

 森村さんは、GIDの当事者運動を続ける中で「誰もが自分らしく、安心して暮らせる社会を作りたい」との思いから政治に関心を深め、昨年秋に生駒市長選に向けて準備する山下真市長と出会い共感、今年9月に生駒市内に転居した…

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