私は性同一性障害で同性愛者

maria様経由で。
http://nonpass.de-blog.jp/maria/2006/12/post_2427.html


今朝の毎日新聞の石田依良さんのコラムの最後。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/women/shirokuro/news/20061212ddm013070177000c.html


>ではでは、最後に締めのメールを。
「わたしは性同一性障害です。今の日本では性転換をしない限り、同性での結婚は認められていません。結婚なんてただの紙切れ1枚、ただの制度だと基本的には思っております。しかし紙切れでしかないというものの、家庭をもてる、一生いっしょにいるという約束ができるという点では、結婚はいいものだなと思います。わたしたち同性愛者にとっては、結婚はしたくてもできないものです。制度があること、結婚という形式に甘んじることなく、末永く結婚生活をまっとうしてほしいです」(住所不明・匿名さん)。
 いいアドバイス、どうもありがとう。ぼくも明日から結婚生活、見直してみます。独身でも既婚でも関係ない。しっかり自分の人生を生きるのが大切だものね。


と読んでの通り謎の投稿。
私もこれまで何100人という性同一性障害の人とあってきたが「わたしは性同一性障害です。」「わたしたち同性愛者にとっては」という表現をする人にはあったことがない。
もちろん、FTMゲイや、MTFレズビアンというひともいるが、その人たちはそういう表現をするのであって、性同一性障害であり、同性愛者である、という表現はわかりにくいので普通はしない。
それのこの投稿は、多分、そういう意味でなく、性自認の関係は異性愛っぽい。


ということはこれは、性同一性障害と同性愛の区別のつかない編集部の作ったネタ?
そういえば、石田依良さんは、「ハートをつなごう」の司会者。
性同一性障害がメーンテーマのときは休んでいたが、上川あやさん、杉山文野君2人が出たときは司会をしていた。
ということは、石田さん的には、性同一性障害はマイブームかもしれない。


それに、結婚問題を語るこのエッセイのオチとして、性同一性障害は必要ない。
「結婚したくてもできない」というのであれば、同性愛で十分なはずなのに。


やはり性同一性障害ネタをつかいたく強引に持ってきた?


というのも深読みのし過ぎで、単に投稿者が「性同一性障害」と「同性愛者」の区別がつかない、とほほ、ということだけなのか?


謎だ。