「男性は、精子濃度がピークに達すると性交する」

昨日の続き。
Durex the global sex survey 2005では。
http://www.durex.com/jp/gss2005Content.asp?intQid=778&intMenuOpen=
1年間の性交回数
世界平均:103回
日本:45回


で、キンゼイ報告なんかでも、大体週2回ぐらいの平均性交回数なので。
白人は年平均100回とする。


で、その差は、何に由来するか。
文化的心理的考察はとりあえず無視して。


思い出されるのが、岩本先生の精子濃度と禁欲期間の研究。
http://d.hatena.ne.jp/annojo/20060607/p2
それによれば、
ヨーロッパ男性は4日まで、禁欲により精子濃度が増加し、以後頭打ち。
日本人男性では9日まで、禁欲により精子濃度が増加する。


すなわち
「男性は、精子濃度がピークに達すると性交する」という仮説が成り立つのではないか。


つまり、この仮説に従えば
ヨーロッパ男性:365÷4=91回
日本人男性  :365÷9=40回
一年に性交することになり、実際の数とほぼ一致する。


精子濃度がピークに達する前にいたずらに性交するより、ピークに達してから性交するほうが生殖戦略的にも正しい気がする。
わたしの妄想といわれればそれまでだが、偶然にしては数字が一致しすぎるのでは。