ドラマ、「薔薇の微笑 愛すれど心哀しく」視聴。
http://www.ntv.co.jp/ntvmusic/20060704.html
浅野温子、服装はやはり着物ですか。姐さんですか。
演技がうまいのか、顔のつくりが男っぽいのか、そういうメイクなのか。
子ども時代、口紅姿で、泣くシーン、「ビューティフル・ボーイ」のパクリですな。
篠井英介のニューハーフのママさん役、予想通り的、予定調和。
エンクミの男装も予定通りだが、萌え度が足りないのはなぜ。
というか主役じゃなくなってた。
あと、ヤマテ病院の医者、患者の秘密しゃべりすぎ。
守秘義務違反で逮捕せよ。
それから、原作では、ヤマテ病院の医者が手術したことになっていたのに、ドラマでは「闇で法外な値段で手術する大阪の外科医」となっていた。
あんまりな言い方だと思うけど。
個人的には最後のシーン、湖畔じゃなくて、海岸の絶壁がよかったけど。
全体的には、殺人シーンの描き方、あたかも「羊たちの沈黙」の連続殺人鬼の似非トランスセクシュアル(かわはぎバッファロー?とか言う名前)のようで、いかがなものかと。
原作では、殺人者が、自分の過去を消すために性転換するのに、テレビでは、性同一性障害そのものが殺人の動機に変わっていた。
すなわち、羊たちの沈黙のように、テレビでは性同一性障害を、本質的には特殊なものとして扱っているわけだが、西郷輝彦に優しいせりふをはかせたりして、理解がある振りをしているところがなんともあざといとゆうか。