「戦後社会風俗史データファイル」を読む。
戦後社会風俗史データファイル―豊かさを求めた日本人は、何を失い、何を得たのか (別冊歴史読本 (29))
- 出版社/メーカー: 新人物往来社
- 発売日: 2006/01
- メディア: ムック
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虎井まさ衛氏が「性同一性障害の現在」、「性別変更特例法の『子なし要件』」と、2本の執筆をしており、興味深い。
ある意味、性同一性障害も既に歴史の仲間入りをした感を受ける。
また、出版社の新人物往来社は、戦国マニアの私はこれまで、いろいろと戦国ものの書物を読ませていただいたこともあり、なにか、虎井まさ衛氏が、戦国武将の仲間入りをしたかのような印象も受ける。
また、ほかの部分もかなり興味深かった。
意外だったのは、ジュリアナ東京とバブルの時系列。
印象的には、ジュリアナ東京はバブル全盛時の象徴なのだけど。
バブル崩壊の始まりは、平成2年1月9日からの株価暴落。
ジュリアナ東京オープンは平成3年5月。
つまり、バブル崩壊後。
まあ、当時は、完全にはバブル崩壊にまだ気がついていなくて、皆で踊り狂っていたというべきか、風前の灯の最後の盛り上がりだったというべきか。
だから、現実にはバブル全盛のディスコは、マハラジャとか、キングアンドクイーンとか、トゥーリアとか、か。
どうでもいいけど、六本木ヒルズ/ライブドアは、なきマハラジャの目と鼻の先にあったりする。
さらにどうでもいいことだが、その近くの「花十番」という焼肉屋はおいしい。
http://jin3.jp/kameiten2/hanajuban.htm