いまさらだけど、DVD「王様の漢方」を観る。
- 出版社/メーカー: 角川映画
- 発売日: 2003/07/04
- メディア: DVD
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さまざまな病気を抱えた日本人旅行客団体が、中国の万里の長城のふもとにある、漢方の達人のところを訪ね、病気を治してもらう、というベタな話。
漢方の達人はいろいろな技を使う。
たとえば「看菜」。
これは、いろいろなゲテモノ料理を並べ、どれを食べるかで、何の病気か診断するというもの。
たとえば、あるヤクザは、亀の頭から作った麺を食べた。
その病気とは。
ネタばれになるし、考えればわかるので、答えは省略。
で日本人旅行団の一人に、男性から女性への性同一性障害らしき人物がいる。
しかし、この人物のファッション、髪型はかなり珍妙。
まるで、「気になる17才」のあいざき信也か、「哀愁でいと」の田原俊彦か、という感じなのだ。
あんな格好する人、私はみたことないぞ。
そして、漢方式の性同一性障害診断法?も披露される。
その1、寝る前に精力のつく食べ物を食べさせ、寝ている間、ペニスの周りに切手を貼り、翌朝、切手が切れてるかどうかを見る。
これは、西洋医学でも、スタンプ法といって、夜間睡眠時勃起を見る検査で勃起障害の診断によく用いる方法。
性同一性障害の診断に用いるとはあまり聞いたことがないが、血液検査をせずに、ホルモン状態を知るという点では意味はあろう。
その2、漢方では、男性では右手の脈を、女性では左手の脈を測る。そこで、左右両方の手の脈を測ってみる。
???。コメント不能。
てな感じで、興味深い。
この、あいざき信也君のその後は、ネタばれなどで書かないけれど、うーん、まあ、そんなもんか、という感じ。
というわけで、期待しないで観るとまあまあ面白い。
(期待してみると多分がっかりする。)