「タブーの漢字学」

基本的にはまじめな本なのだが、その内容は結構、衝撃的だった。

まず、「一人前の男」を示す「士」の意味。
甲骨文字では
P29
>男性の性器が雄々しく勃起している形

さらに、「士」に限らず、「且」も勃起しているペニスの形だそうだ。
だからセックスの結果続いていく血統のことを「祖先」「先祖」というらしい。

さらにすごいのが「也」。
これは「説文解字」という古い本によれば、女性性器の形を示すそうだ。
要するに、フジテレビのマークみたいなやつである。
「也」だと、右側の陰唇は欠けた状態にあるのだが。

で、とどめが「色」。
P80
>ひざまずいた女性を男性が後ろから抱き、背後からおおいかぶさってまじわっているさま、すなわち「後背位」というラーゲ、いわゆるバックからの性交のさまをかたどった漢字である。

だそうだ。

漢字恐るべしである。