東京地裁司法クラブ記者会見

東京地裁2階 司法記者クラブ 惕時。
gid.jp記者会見。

テレビカメラ:TBS、テレビ東京
記者:11名、写真撮影していたもの2名。
なじみの顔はなく、純粋に記者クラブのメンツと思われる。

壇上:山本蘭、藤崎はるか、山田ナナ

10月末現在
申立100、許可52、審理中47、取り下げ1、却下0。
東京15/28、大阪9/21、評語3/6、など。
詳細はここ参照。

藤崎:性別変更できた者が、施行後数ヶ月で50人を超えたことは喜ばしいことですが、性別違和を感じて病院を受診している人の数約3千人からすると、わずか 1.数%に過ぎません。
この法律の持つ高いハードルの緩和は必要だと感じております。

許可の感想:藤崎
保険証、今後就職差別の心配ない。

子がいる当事者として:山田
1. 母子家庭だが法的には父子家庭、母子家庭としての保証がない。
給料は女性としてなので、長時間労働となり、子供と接する時間が毎日2時間しかない。
2. 今は保育園で大丈夫だが、小学校に上がり差別、いじめが心配。

山本:
医師が少なく、関東は申し込んでも診断書が1年待ち。
性別変更しない人、できない人がニセ当事者扱いされる。

79歳で認められたMTFのコメント。
感謝と、要件緩和の希望。

質疑応答
非婚要件の該当者は?
山本:実数は把握していない。SRSまですんだものはそんなに多くないのでは。
問題だと思うが、特例法の枠内ではなく、同性婚容認の方向で運動を考えるべきでは。

集計は他の項目は聞かなかったのか?
藤崎:男女比等聞いたが、聞けず。

見直しスケジュールは?
山本:3年なので、2007年。しかし少しでも早く。

却下ゼロの感想?
山本:海外や、非ガイドラインのものも認められ、喜んでいる。

会員数150名とのことだが、申立100名の多くは会員なのか?
山本:会員でない人の方が多い。

以上2時半終了。
その後個別に質問、取材。