『サタデーナイト・チャーチ -夢を歌う場所-』

『サタデーナイト・チャーチ -夢を歌う場所-』を見る。

ニューヨークに実際にあるThe Church of St. Luke in the Fieldsが土曜日にしているlgbt 支援プログラムをテーマにした映画。

https://stlukeinthefields.org/

主人公は葛藤しているトランス女性。

ミュージカルなのか、時々歌や踊りが入り、ちょっと変だが、まあ主人公の葛藤やストレス下の解離を表現していると思えば、まあいいだろう。

全体としてはよい映画だと思ったが。

主人公が女性として強くidentityを感じるハイライトのシーンで、日本語字幕歌詞が「I」を「私」でなく、「僕」となっているのはひどすぎた。訳者はちゃんと映画を見ているのだろうか。

 

あと、アメリカトランス映画では、トランス女性の象徴としてハイヒールが必ず出てくるが、日本ではそんなにハイヒールのこだわりはないな。文化の違い?

 

映画タイトル、原題は『Saturday Church』なのに、日本語ではなぜかナイトがついている。

サタデーナイトフィーバーの威光はいまだ衰えず、ということか。


『サタデーナイト・チャーチ』予告編