「トム・ヤム・クン」

トム・ヤム・クン」鑑賞。

「マッハ」も面白かったが、これも期待以上の面白さ。
こういう生身のアクションを見せられると、ワイヤでひっぱって、パソコンで合成しているだけのアクション映画はあほらしくなる。


ところで、この映画の敵役は、「男か女かわからないような体を持つ」、華僑マフィアのマダム・ローズ。
最初は
「また性同一性障害者が悪役か。なんてステレオタイプなんだ。偏見けしからん。」
と憤っていたのだが。


見ていくうちに。
このマダム・ローズ、すばらしく魅力的。
その上、華麗な身のこなし、尋常ではない。


で調べてみたら、演じている役者は、ジン・シン(Jin Xing)(金星)。
「中国政府が最初に公認したトランス女性」だそうで、28歳で、SRSを受けたそうだ。
さらに、バレエ、モダンダンスの達人で、ニューヨークに留学経験もあるらしい。
で、33歳で、男の子を養子としたそうだ。


どうりで、と納得。


というわけで、魅力たっぷりの彼女を見るだけで損はない一本でした。


参照URL
金星(ジン・シン)
http://www.geocities.com/WestHollywood/Chelsea/1027/jinxing.html
第13回 性を換えたダンサー 
http://www.paonetwork.co.jp/hatunetutenshi/kantokunikki/nikki-13.htm
Wikipedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Jin_Xing