DSM-5、窃視障害の診断基準も時代遅れ

窃視障害の診断基準もよく見ると時代遅れ。


「裸、衣服を脱ぐ行為、性行為」の覗き見での性的興奮、が定義。


でも最近、臨床で見るのは「スカートの中をスマホで撮影して、つかまった」という人ばかり。
スカートの中では、診断基準を満たさないではないか!
さらにネット上では、女子高生などをただ盗撮している人などもいるぞ。


見て興奮、というのは誰にでもあるが、窃視障害の本質は「社会規範を逸脱してまでも見たい」ということにあるのではないか。


昔であれば、自分の目で見るしかなかったので、「何を見るか」で社会的規範との逸脱が問われた。


でも現在では、見る方法はいろいろあるので、「何を見るか」だけでなく「何で見るか。どう見るか」という点でも社会的逸脱の度合いを問うべきだと思う。