http://www.47news.jp/CN/201308/CN2013080801001964.html
性同一性障害で年金固定番号廃止 厚労省が当事者団体に通知
日本年金機構が性同一性障害で性別変更した人を判別するため、10桁の基礎年金番号のうち前半4桁に固定番号を付けていた問題で、厚生労働省は8日、固定番号の使用を廃止し、性別変更前の番号を継続して使えるよう制度を変更する方針を固めた。
勤務先に性別変更を知られるなどプライバシー侵害に当たると批判が出ていた。厚労省は同日、改善を要望していた当事者団体「日本性同一性障害と共に生きる人々の会」に制度変更を通知。今後、省内で協議を重ね、正式決定する。
厚労省によると、固定番号を付けられた人は少なくとも300人以上。今後、希望する人に性別変更前の番号を付与するという。
2013/08/09 02:00 【共同通信】
日本経済
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0805H_Y3A800C1CR8000/
性別変更前番号の使用を可能に 基礎年金巡り厚労省
2013/8/9 0:04 日本年金機構が性同一性障害で性別変更した人に共通の固定番号を持つ基礎年金番号を割り当てていた問題で、厚生労働省は8日、固定番号の使用を廃止し、性別変更前の番号を使えるように改める方針を固めた。当事者団体に方針を伝えた。
厚労省によると、性別変更前の番号だけで加入状況を確認できるシステム改修のめどが立った。固定番号を割り当てられたのは400人近くに上り、希望者は元の番号に一本化する。
機構は昨年10月、加入状況を正確に把握するため、性別変更した人は新しい番号と元の番号を併用することにした。新しい番号は10桁のうち4桁を共通化。共通の番号を記した機構の内部文書が一時ネットに流出し、プライバシー侵害に当たると批判が出たため田村憲久厚生労働相が対応策の検討を指示していた。