駒場

三橋順子さんの講演会があると聞き、東大駒場へ。
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2012-12-07-2
28年ぶりの駒場は、おしゃれなガラス張りの校舎が立ち並び、すっかりアウェーな感じに。
しかし、黄金色の銀杏並木はあいかわらずの美しさ。


ニセ学生になりすまし、もぐりで聴講しようと思ったが、教室に一番乗りしてしまい。
挙動不審になってしまい、
「あの、いちおう卒業生なんですが」と、弁明し。
聞くと、旧知の坂口菊恵先生主催だと分かり、一安心。


会場には、大阪からH先生も出席し、濃いメンツ。


講演は、トランスジェンダーのマスコミ報道についてVTRを見ながら。
1.ニューハーフブーム
2.埼玉医大SRS
3.男の娘:NHK外国向け英語ニュース
と3つの時代の変遷。


VTRの感想。
春菜愛時代の、若き、はるな愛さんは、今より声が高い。かわいい子路線だったので、その分声も高く出していたのかな。
男の娘の早稲田女装者は、「自分は以前はただのオタク(geek)だったが、女装し始めて友達も増えた」みたいなコメントをしていたし、アキバ、オタク文化の発展・進化系として、海外では理解されるのかな、と思った。


あと、最近は、
はるな愛さんが、性同一性障害についてまじめにコメントしたり、
ニューハーフの人もSRSがニュース番組で流れたり、
杉山文野君が笑いを取ったりと、
お笑いニューハーフと、シリアス性同一性障害ニュースの二極化からミックス系へと変わってきてるかな、と思った。


質疑は活発だったが、素朴な質問が多く、欲を言えば、もう少し切れ味のある質問・コメントがほしかった。