女装免許証偽造の被告に有罪、山口地裁判決

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100924-OYS1T00651.htm
女装免許証偽造の被告に有罪、山口地裁判決
 運転免許証に女装した顔写真をはり付け、氏名欄を女性の名前に書き換えたなどとして、有印公文書偽造、同行使の罪に問われた山口県周南市川手2、飲食店従業員xxxx被告(42)の判決が24日、山口地裁であった。向野剛裁判長は「免許証の信用を侵害したが、事実を認めて反省している」と述べ、懲役1年10月、執行猶予4年(求刑・懲役2年)を言い渡した。

 xx被告は性同一性障害と診断されている。

 判決によると、XX被告は性別を変更する法的手続きのため、女性として生活していることを証明しようと、免許証の偽造を計画。今年1月、パソコンに取り込んだ免許証に、化粧や付け毛をして撮影した自分の顔写真をはり付け、名前を「xxx」に書き換えるなどして印刷。郵便局で偽造免許証を提出し、女性名で口座を開設しようとした。

(2010年9月24日 読売新聞)