バンコク週報2009.5.26.
http://www.bangkokshuho.com/news.aspx?articleid=7778
外国人にタイの美容整形が人気
観光業界が不況にあえぐ中、外国から美容整形手術を受けるためにタイを訪れる人の数は増加している。
美容整形手術と性転換手術において25年のキャリアを誇るプリーチャ・エステティック・インスティテュート(PAI)は、近々4億バーツをかけたクリニック拡大を計画している。
副院長は「不況の影響はほとんど感じない。患者数は4月の反政府デモが激しくなった時に4、5日だけ落ち込んだが、すぐに回復した。2009年1―5月までの売り上げ高は、前年同時期比15%から20%増の伸びとなりそう」と話す。
6月にはトンロー店がオープン、続いて観光地のチェンマイ、プーケット島、サムイ島への進出も検討している。以前は10%だった外国人患者は近年、約40%にまで増加。そのほとんどがアメリカ、韓国、オーストラリア、イタリア、日本、シンガポールからの患者となっている。
外国人が一回の渡航で費やす治療費は、およそ5000米ドルから1万3000アメリカドル。
タイは顔から下の美容整形の評価が高い。一方、顔の美容整形は韓国が得意とする。そのため、同院は韓国の医師たちと知識や技術の交流を図っていく計画だ。