「恋愛のフツーがわかりません!! ゆらぎのセクシュアリティ考2」拝読。
前作に引き続き、ジェンダー/セクシュアリティを既成概念に囚われることなく、各々が論じていて、興味深い。
特に今回は、「複数の相手との恋愛やセックスを認め合う関係を指す言葉」である「ポリアモリー」について論じていて新鮮。
ただ、
P33
>僕の知ってるゲイはフリーセックスが当たり前の人らで、社会的な外圧もないから二股とかってまわりから批判されない。
というのは、ちょっとステレオタイプかなと思った。
私の知ってるゲイは、ステディな関係のカップルが何組もいるし。
あと104P からの「結婚するトランスジェンダー」というのが面白かった。
「FTXゲイである」と自己説明してきた今将人さんが、男性パートナーと婚姻し「妻」となった、いきさつ、心境を書いていた。
人生いろいろ、という感じ。

恋愛のフツーがわかりません!!―ゆらぎのセクシュアリティ考2
- 作者: 迫共,今将人,ROS
- 出版社/メーカー: アットワークス
- 発売日: 2008/08
- メディア: 単行本
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