本日9月22日、都城市が市の男女共同参画社会づくり条例から「性別又は性的指向」の文言をはずした件で、尾辻さん、
>信じられない愚行であると、強い非難の声明を出したいと思います。先進的な条例で全国のモデルとなった都城市は、一転、ホモフォビア(同性愛嫌悪)という偏見をむき出しにした市として、全国、全世界に知られることになることでしょう。
と。
http://blog.so-net.ne.jp/otsuji/2006-09-22-1
最初はえらいおこっとるなあ、と思ったんだけど。
都城市側の「すべての人」には同性愛者も含まれます、というのは一応の理屈にはなっているし。
しかし、よくかんがえたら、「ホモフォビア」の語感に自分自身が振り回されていることに気がついた。
なんか同性愛者に石を投げるみたいなイメージだけど。
日本ではそんな差別はあんまりない。
小学でも中学でも、日本のいじめのメインは「シカト」。
みんなで無視するというのが、日本人の得意技。
よって、日本での差別は「そんなやつはいない」というシカトによって現れる。
だから、都城市が「性別又は性的指向」を削除することで、文言中から、同性愛者の存在をなくすことに成功したわけで、やはり立派なホモフォビア。
でも、尾辻さん、
>だから、私は、今回の都城市のホモフォビア条例制定が、日本のLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)が人権を求める、より力強い運動のスタートだと思っています。
と前向き。
さらに、「フツーに生きてるGAYの日常」さんからは、
>僕らLGBTの歴史において2006年9月22日は、「愚かな逆行現象の起こった日」として、長く語り継がれることになるでしょう。札幌プライド集会で尾辻かな子さんが呼びかけたとおり、都城市の行政当局に「ホモフォビア賞」第一号を贈呈することが正式に決定してしまいました。
と、
「ホモフォビア賞」第一号が授与されていた。
http://akaboshi07.blog44.fc2.com/blog-entry-450.html
そこで私もせっかくなので、歌を詠んでみた。