「transsexual(トランスセクシュアル)」と「handedness(利き腕)」の文献

とりあえず、「transsexual(トランスセクシュアル)」と「handedness(利き腕)」で文献検索したら、2本ヒットしたので、翻訳してみた。
そしたら、英語読んでもちんぷんかんで、意味不明の翻訳文になってしまった。
英語力がないのが問題なのか。
医学力がないのが問題なのか。
両方ないのが問題なのか。


まあでも、「eugonadal」(性腺機能が正常な)という珍しい単語を覚えたので満足しよう。


以下2文献サマリー珍訳。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=pubmed&dopt=Abstract&list_uids=15803250&query_hl=7&itool=pubmed_docsum
ホルモン療法中のMTFTSの、利き腕、機能的大脳半球左右機能分化、認知。


この研究は、男性性自認を持つ性腺機能が正常な男性と比較して、ホルモン療法を受けているMTFTSにおける、性ホルモンの機能的大脳半球左右機能分化および認知への影響を調査することだ。大脳半球左右機能分化は、利き腕についての質問用紙およびvisual-split-field paradigm (視覚分割領域凡例?)で測定し、性ホルモンに鋭敏な認知テスト(identical pictures、3-D mental rotation 3次元心内回転、building memory建造物記憶)も行った。TSの参加者及び対象群に行った内分泌測定は、総テストステロン、フリーテストステロン、エストラジオール、ゴナドトロピンおよび性ホルモンの結合グロブリン血中濃度、およびsuppressed testosterone血中濃度である。TS群では対象群と比較し、右利きが少ない傾向を示した。visual-split-fieldや認知検査では両群間に違いは示されなった。ホルモン値と大脳半球左右機能分化や認知機能との間に直接的関連は示されなかった。以前の研究で示された、MTFTSの女性型の大脳半球左右機能分化や認知機能は、今回の研究では見いだされなかった。
(訳by AJ)


http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=pubmed&dopt=Abstract&list_uids=16337093&query_hl=3&itool=pubmed_docsum
頭のつむじ、利き腕、その他の表現型の遺伝的基礎


エビデンスの示すところでは、RHD, RHCE,その他のRH遺伝子は、頭のつむじ(右回りか左回りか)、利き腕(右利きか、左利きか、両利きか)、言語ラテラリティ(右脳優位か左脳優位か)、言語障害(どもりなど)、性指向(異性愛か、同性愛か、両性愛か、トランスセクシュアルか)、統合失調症、感情障害、自閉症スペクトラム障害などの遺伝的基盤を調査するとき考慮すべき有力な候補である。これらのエビデンスは、分献で報告されている経験上の結果を説明する母胎内免疫を含む遺伝子モデルの必要性も示唆する。母胎内で免疫化されるRH遺伝子の複雑なポリモルフィズムは、他の経験的結果の説明となりうる。容易に検討できる仮説が示唆される。この仮説は、RH遺伝子の遺伝子型(表現型ではなく)の頻度に基盤を持つ。特に同型接合優位のものが、他の表現型の中では少ないかまったくかけているのではと予想される。もし、RH遺伝子が脳構造に関与していると証明されれば、脊椎動物の左右非対称な脳の発達と構築への理解に重要な影響をもたらし、最終的にはここで議論されるさまざまな表現型を生み出しうる、発達過程のよりよき理解をもたらす。さらに、RH遺伝子がこれらの表現型の産生に関与していることが示されれば、RHD および RHCEの劣性対立遺伝子の有用な効果、および劣性対立遺伝子の増加は平均繁殖率の低下をもたらす可能性があるにもかかわらず、人間の進化は劣勢対立遺伝子を選択しているように見える理由を示すべく、進化の研究はなされるであろう。
(訳by AJ)